02-01000 神明社

神明社しんめいのやしろ


さかい神明社しんめいのやしろ

神明町にあり

祭神さいじん两太神宮りやうだいじんぐう

天武帝の御宇白鳳年中の勧請なり
例祭まつり六月十六日 九月十六日にけい
毎歳六月晦日の大袚おはらひに住𠮷の神輿みこし大和橋の南爪みなみつめよりはるかに海辺に出て七度しつどはますぎ宿院しゆくゐんに至る
土人曰此神明の社前をさくる也とぞ
一説には七だうはま髙渚寺たかすでらありし時こゝにて神供しんくうそなへしより今に其れいのこりてきう地へ神幸しんかうありけるとぞ
两説りやうせつともけつがた
いまだ其實記じつを見ず

八幡宮はちまんぐう

本社の左にあり
其外稲荷社 粟嶋あはしま社 霊符れいふ神の社あり