源光寺
寺地町の東にあり浄土眞宗
本願寺御門跡御末寺
本尊阿弥陀佛
開基祐源大僧都
本願寺御門跡御末寺
本尊阿弥陀佛
立像長二尺余
開基祐源大僧都
大聖院と号す
此人初は四天王寺勝曼院の別當にして忍性律師の徒弟也
當津舳松塩穴寺観音堂を建立し
或日京師東福寺の海藏院師錬禅師の室を訪ひ
又本願寺第三世覺如上人に値遇し他力本願の宗風に靡き
當津に於て念佛道塲を建て本尊并に寺号と(■)に覺如上人より拝領す則源光寺と号
遂に貞和元年六月十八日祐源九十六歳にて往生す
什宝に聖德太子十六歳の御影あり
讃は夢想國師繪は琢磨方眼也忍性律師より授与し給ふ
同太子揚枝御影御自筆あり
親鸞聖人金泥十字名号あり
また天龍寺青磁石蕉鉢あり今は香爐に用ゆ
白石手水鉢あり瑪瑙石とも云髙サ三尺五寸亘弐尺壱寸
其外の什宝繁によつてこゝ畧す
今に見る源光寺
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