堺人物
當津古來名譽の人物を撰んでこゝに載す
宍飧屋某
宍飧屋某は堺の人也
元亀年中土佐守長曾我部元親宍飧屋を以て志を信長に通ず
竟に信長の幕下に属す
元亀年中土佐守長曾我部元親宍飧屋を以て志を信長に通ず
竟に信長の幕下に属す
今に見る宍飧屋某
堺市立中央図書館/堺市史
堺市史 第七巻
第一編 人物誌
第二章 全盛期(足利時代より豐臣時代迄)
堺市史 第七巻
第一編 人物誌
第二章 全盛期(足利時代より豐臣時代迄)
(一四二)宍喰屋某
宍喰屋某は堺の商賈である。【元親の幹施】元龜年中長曾我部元親が、志を信長に通じ、遂に幕下に屬するやうになつたのは、宏喰屋が彼此の間に立つて、斡旋した功によるといはれて居る。(堺鑑中、全堺詳志卷之下)