専修寺
神明町の東にあり
浄土宗
本尊阿弥陀佛
開基玄譽上人
浄土宗
本尊阿弥陀佛
開基玄譽上人
永禄元年の草創なり
當寺に法然上人眞筆の弥陀の名号あり
名号の左右に一首の和哥あり
夫木
あみたふといふよりほかは津の國のなにはの事もあしかりぬへし 法然上人
世人これを難波名号といふ
法然上人後白河法皇に從ひ四天王寺西門に來ツて日想観を修し給ふ
其時此名号を書給ふなり
今の一心寺は其旧蹟也
此名号も一心寺の什寳なる所一心寺三百餘歳を歴て大に零落に及ふ
此時當寺の玄譽上人祖師の旧蹟の破壊せん事を悲しみ浄財を抛て天正年中一心寺を修補す
住侶其信篤を感して此名号を謝恩に貽るとなん
其より當寺の秘珍となる
又今一心寺にも眞筆の名号あり兩幅書給ふ歟眞偽ある歟後勘を俟也
今に見る専修寺
専修寺の現在は不詳ですが、跡地は現在駐車場になっています。
追々調査したい思います。
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