深日行宮
むかし深日村にあり 旧跡定ならず
續日本紀云
天平神護元年九月庚戌使を遺して行宮を大和 河内 和泉等の國に造らしむ
紀伊國に幸し給はんとの用意也
同十月甲申和泉國日根郡深日の行宮に到り給ふ
時に西の方暗瞑にして常の風雨に異なり
紀伊ノ國ノ守小野朝臣小贄これよりして還る
詔して絹三十疋 綿二百屯を賜ふ
續日本紀云
天平神護元年九月庚戌使を遺して行宮を大和 河内 和泉等の國に造らしむ
紀伊國に幸し給はんとの用意也
同十月甲申和泉國日根郡深日の行宮に到り給ふ
時に西の方暗瞑にして常の風雨に異なり
紀伊ノ國ノ守小野朝臣小贄これよりして還る
詔して絹三十疋 綿二百屯を賜ふ